ニセコで民泊・簡易宿所増!ルスツで香港資本が大規模別荘地開発
◆ニセコ地域(倶知安、ニセコ両町)で、住宅に旅行者らを有料で泊める「民泊」や、簡易宿所が増えている。スキーリゾートエリアで富裕層向けの高級ホテルやリゾートが増える中、比較的安価な価格設定で差別化を図り中間所得層を狙った民泊投資が注目を集めている。
◆後志管内留寿都村で、香港の不動産業者シルバー・ダイナスティ・リミテッドが10ヘクタールの大規模別荘地の開発を計画していることが分かった。村によると、村内で外国資本の大型開発が明らかになるのは初めて。ホテルや別荘の建設が盛んなニセコ地域は近年、地価が上昇し、建築費も高騰しており、開発コストを比較的抑えられる周辺地域に投資の対象が広がる先例となる可能性がある。
関係者によると、同社は香港の個人投資家が設立。既にホテル、別荘が多く建ち、スキー客で混み合うニセコ地域に比べ、落ち着いた雰囲気の同村を気に入り、投資を決めたという。開発予定地は加森観光(札幌)のルスツリゾートに近く、村中心部から東へ1キロほど。
関連して、周辺の宿泊施設ニーズが急増する可能性が高く不動産投資、民泊投資に大きな注目が集まっている。